次週の主日礼拝 Next Sunday Service
日時: 12月10日 午前10:15-11:30
聖書:ヘブル人への手紙10:19-25
説教:「新しい生きた道を通って」
牧師 菅原正道
クリスマスのメッセージ
2023年 待降節
「光は闇の中に輝き」
初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は初めに神と共にあった。すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。
ヨハネによる福音書 1章1~5節
キリスト教会では、12月25日のクリスマスの四週間前の日曜日から「待降節」、アドベントとも言いますが、クリスマスを待ち望む期間を持ちます。アドベントとは、ラテン語で「到来」という意味です。クリスマスに備える期間、主イエス・キリストのご降誕のお祝いを待ち望む期間です。クリスマスは英語でChristmasと書きますが、Christは「キリスト」、masは「祝祭」を意味し、キリストの誕生を記念して祝う日です。
ヨハネによる福音書では、言葉であるキリストが「まことの光」としてこの世に来られた、ということが言われています。聖書において、光は非常に重要な意味をもっています。まず最初に、聖書の冒頭の創世記の初めにおいて、神が光を創造されたと言われています。その時神は、光と闇を分けられた、とあります。すなわち、この世には光という要素と闇という要素があるのです。何かと暗い出来事の多い今の世も闇に支配されているという印象があります。
ヨハネによる福音書の1章5節に、「光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。」とあります。私たちはしばしば暗闇に支配されるときがありますが、キリストはその暗闇の中で輝いている、と言われています。そして、クリスマスは、この闇に完全に勝利する方がこの世に来られたことを告げるものなのです。
聖書において、人間はすべて神によって創造されたものです。ですから、すべての人間が神の愛の対象なのです。ですから、クリスマスは、信じる者だけに光をもたらすのでなく、すべての人に光をもたらすのです。それが、神の言であり、人の光であるキリストが、世に来てくださったクリスマスの本当の意味なのです。
クリスマス礼拝のご案内
12月24日(日)午前10時15分 上田教会礼拝堂
礼拝に引き続いて、全員でクリスマス・オラトリオを行います。
(聖書の言葉と讃美歌をもって、イエス・キリストのお誕生を祝います)
昼ごろには終わります。休日のため、市役所駐車場も利用できます。
お待ちしています!
5月4日 菅原正道牧師就職式が行われました。
礼拝は感染対策を施して行っております。手指消毒、マスク着用をお願いします。
礼拝中に数回の換気をし、間隔をあけて着席しています。
聖晩餐、祈祷会を再開しています。